外壁材の種類と、塗り替えのおおよその年数

外壁材の耐用年数

単に耐用年数だけで言うなら、最も頑丈な日本瓦なら数十年とも言われています。
けれど、お住まいの地域の気象状況や立地、施した塗料の質や職人の技術などで、劣化の進み方はさまざまです。
また、小さな傷、ひび割れなどから状態が悪くなり、一気に破損が進むこともあります。

大まかな年数は末尾に一覧にしました。
どのような材質であっても、おおよそ７～30年を目安としたメンテナンスを視野に入れるとよいでしょう。

外壁材の種類

Roof Type

これがすべてではありませんが、よく外壁に使われる素材と、強みと弱みを簡単にご紹介します。

サイディング

板状の外装材を貼り付けた、現在最も主流の外壁材です。サイディングの素材にはアルミ、スチール、セメントなどがあります。
各素材別に耐震に強い、防耐火性が高いと言った強みはありますが、年月によって劣化しやすい外壁材です。

モルタル

砂と水、セメントを混ぜて左官コテで塗りつけた外壁材です。
モルタルを使用した外壁の建物はまだ多く存在しますが、施工に手間がかかることもあり、新築などの外壁に選ばれることは少なくなった印象です。

ALC(軽量気泡コンクリート)

ALC、軽量気泡コンクリートは、コンクリートの欠点である「重さ」を改善し、利点である耐久性の強さはそのまま維持した外壁材です。
断熱性に優れた外壁材ですが、水に弱いという弱点もあります。

RC(鉄筋コンクリート)

鉄筋コンクリートの名前は皆さんもよく聞くかと思います。
コンクリートは圧縮の力に強いのですが、引っ張られる力に弱いという欠点があります。
その弱点を克服するために、コンクリートに鉄筋を入れ補強した外壁材が、鉄筋コンクリートです。

外壁材としては、耐熱性、遮音性、耐震性、耐久性、耐火性に優れた、多くの強みがある外壁材といえます。

レンガ

粘土や頁岩泥を型に入れ、窯で焼き固めて作られた外壁材です。
耐震性、断熱性、耐火性、遮音性にも優れている特長があります。

レンガは独特の風合いと温かみが持ち味でもあります。
通常の塗料で塗るとレンガの風合いを損ねてしまうため、クリアー塗料が使用されることが多いです。

タイル

耐水、耐火、耐候という特性があり、デザインやカラーのバリエーションも豊富な外壁材です。
ただし、揺れに弱いことが最大の弱点。耐震力は強くありません。
塗装する場合は、風合いをなくさず、防汚の点からも、クリアー塗装を施します。

漆喰（しっくい）

防水性の高さや防火性、調湿機能が高く、主に寺社や土蔵などの日本家屋の外壁に使われます。
漆喰に単純に塗料を塗りつけると、1～2年で剥がれてきてしまうため、美しさを損なわず、頑丈さも兼ね備えた塗料の選定が重要になります。

板張り

木材は、日本の住宅に古くから用いられてきた外壁材です。
ヒノキ、マツ、スギなどを使用しており、断熱性と調湿性の高さが大きな特長です。

弱点は雨や吹き付ける風。風雨にさらされると色あせや腐食が起こるため、屋外や外壁材に用いた場合は定期的な塗装やメンテナンスが必要になります。

外壁材の耐用年数　一覧

「あたりまえな塗装」を妥協しない。

外壁塗装を長持ちさせるには「塗り残し・塗りムラ・ダメ」を作らないことは当然で、さらに「錆止め」「中塗り」をしっかり行わなければなりません。
こういった当たり前の作業に手を抜かない仕事の結果は、５年、10年と時間の経過とともに実感していただけると思います。

株式会社昭和は、そんな「あたりまえな塗装」にこだわり、取り組むことをお約束させていただきます。

10年間、保証できる外壁に仕上げること

安価な価格で提供して、施工工程を省く。そういった仕事はしません。
完成時は見栄えがいいものの、剥がれやすく、脆い塗装。
10年もしないうちに、また外壁の塗り替えをせざるを得なくなるケースも少なくありません。

私たちが提供する外壁塗装サービスは、細部にまでこだわります。
そして、10年間、お客様が安心して住んで頂けることをお約束し、なにかあれば、いつでも、電話一本で補修にお伺いいたします。

ご予算等により箇所による素材の塗分けのご提案はできても、工程を省き、粗悪な素材を使って見た目だけを整える仕事では、お客様に安心して過ごしていただくことができません。

自信をもって、安心してお任せいただける、頑丈で美しい建物に仕上げますので、お気軽にお問い合わせください。

※天災・人的行為・建物の劣化・サビ等は保証対象外となります。詳細お問合せください。